大紀町の菓子店の名物「のじりさん」が、帰郷した息子さんの手によって復活した新聞記事を見たのは9月初めだったか。紀州担当ライターの元美さんが、前を通りがかって在庫のあるなしをたずねたところ「包装前のならある」とのことで、こんなレアな状態で頂戴しました。シナモンの香る生地と、そぼくな黄身あんの風味。そうそう、これこれと懐かしく味わいました。元美さんありがとー。
伊勢で生まれた奇跡のお米イセヒカリ
伊勢ではすっかり稲刈りも終わり、食品店の売り場に「新米」シールが目立つようになってきました。いやあ、新米ほくほくの時期ですね。ところで、伊勢で生まれたイセヒカリというお米をごぞんじですか。神宮の田んぼで発見された新種で、非常に逞しいからと全国へ広まりました。でも、意外と地元では知られていないのです。このたび、その栽培元のひとりから上記のものを頂戴したので、食してみようとおもっています。パッケージは伊勢の秋の風物詩である初穂曳がデザインされています。初穂曳はことし開催50回目の節目を迎え、盛大に行われるはずでしたが、あれのせいで自粛に。市民ひとりひとりが新米フェスで盛り上がるしかありませんね、(2号)
シャンティーの絵とおはなし展 2021
NAGI-85号からイラストとお話による連載「NEW WORLD」をつづってくれているシャンティーさん。8月19日から志摩市大王町にある「絵かきの町・大王美術ギャラリー」で、1話完結のおはなしと絵の作品40点を40点を展示しています。
今回の展示作品は、4年前からオリジナルの活動として描き始めたもの。出来上がった線画にパソコンで色を付け、絵を見ながらお話を書いているとか。
シャンティーさんの心なごむ作品に、会いにいきませんか。
期 間 8月19日(木)~9月13日(月)
時 間 9時~17時(最終入館16時30分)最終日は16時閉館
休館日 火曜・水曜(祝日の場合は開館)
観覧料 無料
ところ 絵かきの町・大王美術ギャラリー(志摩市大王支所に併設)
三重県志摩市大王町波切3234番地2
TEL.0599-72-4336
中里和人写真展「夜の海、龍宮の光」
三重県多気町出身の写真家・中里和人さんが、和歌山と三重で撮影した近作と新作の個展ならびにイベントを開催します。
作品のテーマは、人間の営みと自然との共生。
三重県では、8月28日(土)18:00〜19:00大台町 nijiiro(大台町新田31)さんにて、古い幻燈機を使ったスライドトークショーが行われます。定員20名。
問い合わせは nijiiroさんへ電話か、メールでお申し込みを。
おかげ横丁で生牡蠣を
伊勢志摩の冬の名物とされてきた牡蠣。内宮前では一年中、生牡蠣として食べられるのをご存知でしょうか? 志摩市磯部町の「いかだ荘」さんが、おかげ横丁に出店した「横丁いかだ荘」ではオリジナルで育てているプレミアムオイスターと、もう1種ちがう牡蠣の食べ比べができるんです。夏真っ盛りの今は、岩牡蠣とプレミアムオイスターの食べ比べ。プレミアムオイスターは小粒ながら旨みがギュッと詰まっている感じ。岩牡蠣は口いっぱいにミルキーな風味がふわあ。マガキのシーズン到来までは、これが人気というのも肯けます。横丁いかだ荘では、お寿司とスロベニアワイン、お寿司と地酒のマリアージュも楽しめますよ〜。
横丁いかだ荘 0596-23-8829 無休