おかやま文芸小学校2025に出店してきました

3月15・16日、岡山城横の旧内山小学校で開かれた「おかやま文芸小学校」に参加してきました。桃太郎のルーツで、児童文学者・坪田譲治の故郷、47都道府県の県立図書館で岡山県立図書館が貸出冊数1位と、文学に関わりの深い岡山市がユネスコ「文学創造都市」をアピールするべく始めたイベント。北は札幌の海豹舎から、南は沖縄のボーダーインクまで、全国から集まった小出版社や古書店が教室や体育館に店開き。飲食ブースもあって、寒い春雨のなか多くの文学ファンが訪れました。舘浦あざらしや南陀楼綾繁氏とも会え、知らなかった出版社の若い編集者から刺激をもらい、来年の出店に向けていい本作ろうと気合が入りました。まだまだ紙の出版物は、電子データになんか負けていられない。

ポトガラヒースタジオのお披露目会

3月31日、津の四天王寺横に(ほぼ)完成したポトガラヒースタジオのお披露目会がありました。同寺には、日本の写真黎明期(幕末)に写真師として活躍した堀江鍬次郎が眠っており、四天王寺の倉島住職が、写真を切り口にした交流拠点として創設したもの。元四天王寺幼稚園舎をリノベし、横には屋根を円形に切り取った「光の広場」が設けられています。当日は倉島氏のほか、監修した浅田政志氏、設計した米田雅樹氏、マネジメントする日下部卓也氏が、スタジオのコンセプトや特徴などを説明。その後、3班に分かれてスタジオ見学と鍬次郎の墓参りが行われました。米田くんの発想はいつもながら大胆で、浅田くんの人気は相変わらず。浅田くんは今月からここで撮影を始めるらしいです。VOLVOX無き跡(後)、新しい津の発信拠点となっていくことでしょう。

シャンティーの絵とおはなし展

NAGIで連載中の志摩市在住イラストレーター・シャンティーの個展が、大王美術ギャラリーで開催中。夜な夜なペンを走らせ出来上がったイラストに、おはなしを加えたA2サイズの作品を40点展示。今回は、それぞれの作品にキャラクターを切り抜いて立て、飛び出す絵本ふうに楽しめる仕掛けも。肩の力を抜いて、シャンティーワールドにたっぷり浸って。
期間中は作者が在廊。
9月26日(月曜日)まで、9時~17時(最終日は16時閉館)、観覧無料。(よ)

熊野修験トークショー

尾鷲の県立熊野古道センターで開催されていた森武史写真展「熊野修験」最終日の6月27日、トークショーが開かれたので聴講してきました。緊急事態宣言により2度も延期されたため、参加者は少ないだろうと思ってましたが、会場はほぼ満席。森さん、山伏の花井さん、それぞれ30分ほどの講演の後、2人での対談へ。2人とも穏やかな性格なので会場を沸かせる場面がなく、質疑応答も割愛されたため静かなショーとなりましたが、コロナ禍では仕方ないでしょう。応援に駆けつけた10人ほどの山伏さんによる法螺貝の合奏が聴衆を惹きつけてました。本宮、和歌山、尾鷲と巡回した写真展はこれでひと段落。お運びいただいた方は、ありがとうございました。観覧できなかった方は、ぜひ写真集で。

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