
『原発の断りかた』の著者である柴原洋一さんが講師として招かれ、お話・意見交換など、貴重な催しが開催されます。ぜひご参加ください。

活字文化を守りたい

『原発の断りかた』の著者である柴原洋一さんが講師として招かれ、お話・意見交換など、貴重な催しが開催されます。ぜひご参加ください。

一箱古本市とは、「みかん箱サイズの箱一つ」程度の古本を参加者が持ち寄り、ゆるやかに交流をしながら古本を販売するフリーマーケットです。2005年に東京・谷根千で開催された「不忍ブックストリート」に始まり、これまでに全国各地で開催されてきました。三重県内の一箱古本市は、2014年6月に津市の「ホンツヅキ」というイベントで実施されたのが最初の事例です。伊勢河崎地域での開催は、それに続いて2015年10月から始まり、2024年で第8回目となります(コロナのために2020年と2021年は開催中止)。
一箱古本市に出店する参加者は「店主」と呼ばれます。
「一箱」だけの小さな空間に、どんな本を詰めてくるのか。
どんな店構えを用意してお客さんを待つのか。
持ち寄られてくる「一箱の古本」には、店主さんごとに個性が表れてきます。
本を介して人と人とが出会うことで、そこにさまざまな交流が生まれます。
あなたもぜひ、この日だけの古本屋さんになってみませんか?
3月15・16日、岡山城横の旧内山小学校で開かれた「おかやま文芸小学校」に参加してきました。桃太郎のルーツで、児童文学者・坪田譲治の故郷、47都道府県の県立図書館で岡山県立図書館が貸出冊数1位と、文学に関わりの深い岡山市がユネスコ「文学創造都市」をアピールするべく始めたイベント。北は札幌の海豹舎から、南は沖縄のボーダーインクまで、全国から集まった小出版社や古書店が教室や体育館に店開き。飲食ブースもあって、寒い春雨のなか多くの文学ファンが訪れました。舘浦あざらしや南陀楼綾繁氏とも会え、知らなかった出版社の若い編集者から刺激をもらい、来年の出店に向けていい本作ろうと気合が入りました。まだまだ紙の出版物は、電子データになんか負けていられない。
