おかげ横丁で生牡蠣を

伊勢志摩の冬の名物とされてきた牡蠣。内宮前では一年中、生牡蠣として食べられるのをご存知でしょうか? 志摩市磯部町の「いかだ荘」さんが、おかげ横丁に出店した「横丁いかだ荘」ではオリジナルで育てているプレミアムオイスターと、もう1種ちがう牡蠣の食べ比べができるんです。夏真っ盛りの今は、岩牡蠣とプレミアムオイスターの食べ比べ。プレミアムオイスターは小粒ながら旨みがギュッと詰まっている感じ。岩牡蠣は口いっぱいにミルキーな風味がふわあ。マガキのシーズン到来までは、これが人気というのも肯けます。横丁いかだ荘では、お寿司とスロベニアワイン、お寿司と地酒のマリアージュも楽しめますよ〜。

横丁いかだ荘 0596-23-8829 無休

古事記講座のお知らせ


NAGI-72号で「まんが図書館のあるお寺」として紹介した金剛座寺(多気町)の住職が、添付のような「古事記講座」を9月11日にひらかれます。

とても面白そうなので、ぜひ興味をもたれた方はご予約を。以下、主宰者より。

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古事記講座「阿波に眠る古事記の記憶」開催概要

日本最古の歴史書である「古事記」、国学者本居宣長が生涯をかけて書き上げた古事記の注釈書「古事記 伝」はあまりに有名ですが、今一度、三巻の古事記の上巻、日本神話の原典から読み解かれる古事記の真 実を探ります・・・日本の原点、ヤマトの歴史が今、解き明かされます。
・帯方郡から 12000 里にある邪馬壹(ヤマト)国とは? ・古事記に記された神話時代の出来事は、すべて阿波にあった・・・ ・日本の歴史を根底から覆すヤマトの起源、日本は、阿波からはじまった・・・

開催日時 2021 年 9 月 11 日(土)14:00 ~ 16:30
開催場所 三重県多気郡多気町神坂 169 金剛座寺 客殿 0598-37-2873
伊勢自動車道 勢和多気 IC から 10 分 募集 20 名(定員になり次第 締め切り)
会費 1000 円 楽健寺天然酵母パンのおみやげ付

問い合わせ/申し込み 伊勢古事記研究会 0598-67-7850 大辻
タイムスケジュール
2:00~2:30 金剛座寺住職 染川智勇(ちゆう) 「多気町史」 2:30~4:00 三村隆範先生 「阿波古事記講座」
4:00~4:30 質疑応答
講師 阿波古事記研究会 副会長 三村隆範(たかのり)
昭和 22 年生まれ 愛知学院大学経済学部卒業
1994 年、阿波と古事記の研究を開始、2002 年阿波古事記研究会を設立、会員約 5000 名。全国に 90 の古事記研究会を発足させ、阿波古事記の普及に尽力。2015 年より毎年 100 回を超える講演 会を全国で開催中。
著書 「邪馬壹(やまと)国は阿波から始まる」やまと研究会

詳しくは、Facebook の阿波古事記研究会と YouTube の阿波古事記研究会動画をご覧ください。

散策舎さんがリニューアルしたよ


伊勢のちいさな書店「散策舎」さんが、7月、装い新たにオープン。これまでは週末の土日午後のみの営業でしたが、リニューアルしてからは平日も営業(定休は決まっていません)。カウンターが設けられ、コーヒーや紅茶などのドリンク提供も始まりました。木の本棚とちょい読みに便利なベンチが設置された空間構成は、伊勢の建築家・湯谷こうすけさんのプラン。旅・食など、本棚のテーマは変わりませんが、冊数ももっと増やしていく予定とか。ぜひ外宮参りのあとは、散策舎さんへもおまいりを。(2号)

ダダオくんが海の博物館で企画展

あのダダオくんの企画展が、2021年7月17日から鳥羽市立「海の博物館」ギャラリーで開催されることになりました。ダダオくんってだれ? 月兎舎より昨年刊行した「原発の断りかた」(柴原洋一著)の印象的な表紙をデザインしてくれたグラフィックデザイナーさんなんです。
今回の企画展「漂流海民トバリ族」は、海の歴史と未来をむすぶ創作物の展示のよう(たぶん)。歴史的考察からモノを生み出すダダオくんの感性が楽しみ。

 

期間……2021.7.17(土)〜9.26(日)

場所……鳥羽市立海の博物館ギャラリー

期間中、付属イベントあり

熊野修験トークショー

尾鷲の県立熊野古道センターで開催されていた森武史写真展「熊野修験」最終日の6月27日、トークショーが開かれたので聴講してきました。緊急事態宣言により2度も延期されたため、参加者は少ないだろうと思ってましたが、会場はほぼ満席。森さん、山伏の花井さん、それぞれ30分ほどの講演の後、2人での対談へ。2人とも穏やかな性格なので会場を沸かせる場面がなく、質疑応答も割愛されたため静かなショーとなりましたが、コロナ禍では仕方ないでしょう。応援に駆けつけた10人ほどの山伏さんによる法螺貝の合奏が聴衆を惹きつけてました。本宮、和歌山、尾鷲と巡回した写真展はこれでひと段落。お運びいただいた方は、ありがとうございました。観覧できなかった方は、ぜひ写真集で。